巣とセットアップ

サンドイッチ型の巣

定義

ガラスやアクリルの透明な板2枚を近づけて重ね、間に薄く砂や土を入れた巣です。アリは自分でトンネルや部屋を掘り、その様子がよく見えます。

前面ガラスの奥にある、砂を詰めた薄いサンドイッチ型の巣が見える、ガラス製フォルミカリウムの側面

サンドイッチ型の巣は、昔ながらのアリの飼育容器です。2枚の透明なパネルを近づけて置き、その狭い隙間に砂や土を詰めます。アリは自分でトンネルや部屋を掘りますし、層がとても薄いので、アリが作るもののほとんどすべてが見えます。

この作りが、アリ飼育を有名にしました。1950年代から大人気のおもちゃになったUncle Milton's Ant Farmは、まさにこのサンドイッチ型の仕組みを使っていました。今では、サンドイッチ型の巣とアウトワールドを組み合わせたガラス製キットや、自分で砂を入れる3Dプリントのモデルなど、現代版も手に入ります。

サンドイッチ型の巣は、Lasius nigerやFormica cinereaのように、自然に地面を掘る種にぴったりです。安定した湿度と、本物の掘る行動を観察できるチャンスという、自然な土のセットアップの長所を得ながら、部屋の中も見られます。

実践のポイント

  • 付属の底材か、きれいな砂や土を入れ、アリを入れる前にそっとならしましょう。
  • トンネルが形を保ち、湿度がちょうどよくなるよう、砂をこまめに湿らせましょう。濡れると色が濃くなります。
  • 砂がこぼれないよう、入れる前にすべての拡張ポートを閉じておきましょう。
  • 見ていないときは、パネルを覆っておきましょう。暗いままのほうが、コロニーは落ち着きます。

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