ライフサイクル

ブルード(卵・幼虫・蛹)

定義

コロニーの幼い個体すべてのことで、卵・幼虫・蛹を指します。蛹は種によって裸のままか、絹の繭に包まれています。

別名卵や幼虫幼虫や蛹ブルード
Ytongの巣の部屋の床で、幼虫と繭の世話をするFormica cinereaの働きアリ

ブルードは、アリ飼育者がコロニーの幼い個体すべてを指して使う言葉です。アリは完全変態をするので、ブルードにはまったく異なる3つの段階が含まれます。小さな白い卵、食べて成長する芋虫のような幼虫、そして成虫の体ができあがる蛹です。

Formica cinereaやLasius nigerのような種では、幼虫が蛹になる前に絹の繭を作るので、巣の中に小さな薄茶色の「米粒」が見られます。Messor barbarusやPheidole pallidulaのような種では、蛹は裸のままで、動かない淡い色のアリのように見えます。

ブルードは自分では何もできません。働きアリが、最適な温度と湿度を求めて巣の中を運び回り、きれいにし、幼虫に餌をあげます。成長中の幼虫には大量のタンパク質が必要なので、ブルードがたくさんあるときは、コロニーが昆虫をよく欲しがります。

実践のポイント

  • ショウジョウバエやコオロギ、ミールワームなどのタンパク質を定期的に与えましょう。ブルードの発育に欠かせません。
  • 巣の片側にヒートケーブルやヒートマットを置いて、やさしく温めると、ブルードの発育が早まります。
  • 湿度のグラデーションを作ってあげると、働きアリがブルードを好きな場所に置けます。
  • 小さなコロニーに、追加のブルードや蛹を与えすぎないでください。働きアリが少なすぎると世話しきれず、放棄してしまうことがあります。

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