ライフサイクル

ナニティック(最初の働きアリ)

定義

創設期の女王が育てる最初の働きアリです。女王が一匹で与えられる限られた餌で育つため、のちの働きアリよりはっきり小さくなります。

別名最初の働きアリナニティック
試験管の中で最初の小さな働きアリと過ごすCrematogaster scutellarisの女王

ナニティックは、新しいコロニーの最初の働きアリです。女王が一匹で創設している間は、持っているもの、つまり自分の体の蓄えや、なんとか見つけたわずかな食べ物で、最初の幼虫を育てなければなりません。分け与えられるものが少ないので、最初の世代は、のちにコロニーが産む働きアリより小さくて弱くなります。

小さいからといって、重要さが減るわけではありません。ナニティックは、女王が一匹でやっていた仕事を引き継ぎます。ブルードの世話、女王への給餌、そして何より採餌を始めることです。その時点から、コロニーはようやく外の食べ物を持ち込めるようになり、女王は産卵だけに専念できます。

コロニーが大きくなり、食料の供給が安定してくると、新しい世代の働きアリは少しずつ大きくなり、やがてその種の普通の大きさに達します。Messor barbarusやPheidole pallidulaのような多型の種では、最初の大きな大型働きアリは、コロニーがしっかり確立してから現れます。

実践のポイント

  • 最初のナニティックが現れたら、少量の糖分と小さなタンパク質の欠片で、定期的に餌をあげ始める時期です。
  • 量はごく少なくしましょう。数匹の小さな働きアリには、コオロギ1匹は扱えませんし、食べ残しはカビます。
  • 今はコロニーを試験管に入れたままにしておきましょう。数匹のナニティックは、大きな巣よりも小さな空間のほうがずっと安全です。
  • 焦らないでください。最初は成長がとてもゆっくりですが、働きアリが増えると、一気に加速します。

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