巣とセットアップ

ヒートケーブル

定義

アリの巣の下や裏に置いて温める柔軟な加熱線で、ブルードの発育を早めます。過熱を防ぐため、サーモスタットでの制御が理想です。

試験管の巣の底にある、ヒートケーブルを通すためにあらかじめ開けられたポート

ヒートケーブルは、アリ飼育者が巣を温めるために使う、細くて柔軟な加熱線です。ヒートマットと並んで、この趣味で最もよく使われる外部の熱源です。アリは変温動物なので、少し温めてあげると代謝が上がり、ブルードがより早く成虫に育ちます。

ケーブルは、巣の下や裏の一部に置くのが普通です。ケーブルを使う前提で設計された巣もあります。WaKooshi Venus nestには、試験管の下にケーブルを通すための穴があらかじめ開いていますし、Esthetic AntsのYtongの巣には、ヒートケーブルやマットを背面に固定するクリップが付いています。

ヒートケーブルが最も役立つのは、部屋が寒いときやエアコンが効いているときです。たとえばLasius nigerは室温でも元気ですが、23〜25 °Cのほうがよく育ちます。Messor barbarusは21〜26 °Cを好みます。

危険なのは過熱です。制御なしで使うと、熱源はコロニーを文字どおり煮てしまうことがあります。

実践のポイント

  • 温度を自動で調節するために、サーモスタットを使いましょう。
  • 巣の一部だけを温めて、アリがブルードを好みの温度の場所に移せるようにしましょう。
  • まず種の理想的な温度範囲を調べ、巣のそばに温度計を置きましょう。
  • 冬眠の間は熱源を切り、ケーブルのせいで試験管の水の貯水部分が乾かないようにしましょう。

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