餌やり

甘露

定義

アブラムシなど、植物の汁を吸う昆虫が排出する甘い液体です。Lasius nigerなど多くのアリが、餌にするために集め、見返りにアブラムシを守ります。

甘露とは、アブラムシなど、植物の汁を吸う昆虫が出す甘い液体のことです。植物の汁を飲んでも、必要な量よりはるかに多くの糖分が含まれているので、余った分を滴にして出します。アリにとっては、すばらしいエネルギー源です。

多くの種が、これを本物のパートナーシップに変えました。アリはアブラムシを世話します。触角で撫でて甘露を集め、捕食者から守り、ときには植物のもっとよい場所に移動させます。見返りに、安定した糖分の供給が得られます。アブラムシは小さな家畜の群れ、アリはそれを搾乳する人のようで、農業によく似ています。

Lasius nigerは、これで有名です。庭でアブラムシだらけの植物の茎を見ると、その働きアリが行ったり来たりしながら、甘露を巣に持ち帰って仲間に分け与えているのによく出会います。

だからこそ、糖分はアリの食事にとってとても重要なのです。飼育下ではアブラムシの農場を用意できないので、甘露の代わりにほかの甘い食べ物をあげます。

実践のポイント

  • 砂糖水や水で薄めたはちみつ、市販のアリ用フードなどの糖分を、できれば液体フィーダーに入れて、いつでも飲めるように与えましょう。
  • 糖分は働きアリのエネルギーになりますが、ブルードには昆虫からのタンパク質が必要だということを忘れないでください。
  • 農薬やダニ、そのほかの害虫を持ち込むかもしれないので、外のアブラムシや植物をセットアップに入れないでください。

関連する用語

ブログで詳しく読む