休眠(ダイアポーズ)
定義
コロニーが代謝を落とし、女王が産卵をやめ、ブルードの発育も止まるプログラムされた休止期で、冬の寒さと短い日照が引き金になります。
休眠(ダイアポーズ)は、温帯に住む多くのアリが毎年冬に迎える生物学的な休止期間です。女王は産卵をやめ、幼虫は成長を止め、コロニー全体が春の訪れまで、ずっと遅い代謝で過ごします。
休眠が特別なのは、単なる寒さへの反応ではないことです。アリ自身の体内時計で制御された、プログラムされた段階なのです。だから、暖かい部屋にいても、秋になると女王の産卵が減り、働きアリの
趣味の世界では、この期間をたいてい
すべての種に休眠があるわけではありません。熱帯のアリの多くは一年中活動していて、環境が変わるときにほんの少し動きが鈍くなる程度です。
実践のポイント
- まず種について調べましょう。休眠が必要か、いつ始まるか、好む温度はどのくらいかを確認します(Lasius nigerは約10 °C、Messor barbarusは約15 °C)。
- 秋にコロニーが眠そうになっても慌てないでください。産卵が減り、活動が落ちるのは、休眠が始まる普通のサインです。
- 休眠期間の前に熱源を切り、試験管に水がたっぷり残っているか確認しましょう。
- 春になったら、コロニーを少しずつ室温に戻し、アリが活動し始めてから餌やりを再開しましょう。